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たまお(以下「た」)
おまたせ、ヤア、あやせたまお
でございます。
----初めまして。お年を聞いてもよろしいですか?
た 五月三日、牡牛座です。生まれたのは昭和三十年あたり、ということにしておいてください。ひょっこりひょうたん島はよく覚えています。その前にチロリン村はぼんやりと、そもそも生まれた時には家にテレビが無かっ……これ以上は秘密です。
----性別は、どち・
た 見てわからないんですか。それでよくレポーターがつとまりますね。
----す、すみません。かなり男っぽい方ということにしておきます。
た それはほめているんですか?けなしているんですか?
----もちろん、あ、え、と。話題を変えましょう。音楽経験は?
た 学校に行っていたころからリコーダーは好きでよく吹いていました。リコーダー以外の楽器を演奏したり、宗教曲を歌ったりしてきました。もちろんアマチュアです。音楽に親しんでいたと言う意味では音楽経験はながいのですが、リコーダーに本気で関わりだしてからは数年です。
----たま音に入られたきっかけはなんですか。
た ネット上で人と知り合ったのがきっかけです。リコーダーのように愛好者がそう多くない楽器でもネットのおかげですね。
----練習の雰囲気は?
た 関ヶ原です。
----は?関ヶ原でやるのですか?
た いえ、勤務先は全員東京都なんですよ。関ヶ原、っちゅう名前にはなぜか惹かれまんなあ。場所のことじゃなかとよ。ふつう関ヶ原って言えば東と西が闘う場所って意味っしょ。
----(この人どこ生まれだろう)で東が勝つわけですね。
た 人数だけは東がたが優勢です。西がたは三分の一以下。蝦夷地をのぞく。
----人数だけ。とおっしゃいますと?
た 実際の勝負は必殺技の掛け合いです。トリル・トリラー・トリレスト、バットマンにフラットマン、ウルトラマンはコルナミューズ光線を発射しますがたいていはずれます。東西の漫才掛け合いは白眉ですが、最後には愛が勝つ。
----いい加減にしてくれませんか、どんどん本題から離れてしまいますよ。では、みなさん何本くらいリコーダーをお持ちですか。
た 私は大小取り混ぜて15本くらいです。
----やはり高級なものをお使いなんでしょうね。
た なぜそのようなことを聞くのですか。
----いえ、あ、単にその方が強いんじゃないかと、
た 楽器が高いことと音楽的に高いことは別でしょう?もちろんウン十万円のリコーダーの方がいいに決まっていますが、そのようなリコーダーで音程を外して吹くより、樹脂の笛できちんとアンサンブルができる方が楽しいはずです。
----なるほど。では樹脂のリコーダーでも肩身が狭いことはないですね。
た その通りです。
【例会での練習風景】
----例会ではどのような曲をなさるのですか?
た 特にきまりがあるわけではないのですが、ルネサンス期の多声音楽や舞曲、バロック期のソナタが多いですね。リコーダーのために書かれた現代曲にも時々チャレンジします。そうそう、メンバーが編曲した初期バロックからポップス、リコーダー以外の楽器を入れることも多いので、これ、と限定できません。ただ同じパートを何人も吹くオーケストラタイプのアンサンブルは少ないですね。たとえば四声のオルガン曲を8人でやるなら、8フィート4フィートに分けてレジストレーション的にやるとか、一ひねりせずにはいられない。
----ちょっと言葉が難しいのですが。
た 簡単に言いきりましょう。「他の人と同じ音を吹くのがいや」なだけです。
----それって、アンサンブルの精神に逆行するのでは?
た 逆の逆です。他人と違う音を出して他の人と合わせるのがアンサンブルです。
----なんか違うような…(ユニゾンが下手なだけではないか…?)
た 一人ひとりの責任は確かに重くなりますが、その分やりがいもあります。
----そうすると簡単に欠席するわけにはいきませんね。
た いきます。
---- ?
た メンバーは13人ですが全員そろうことはあまりありません。多くの場合参加者は8人ぐらいです。で、欠席してもだれかがその代役もやりますから平気。それに、やった本人もどの曲のどのパートをやったかをほとんど忘れていますから気にすることはありません。パートも固定していません。楽器の貸し借りも日常茶飯事ですよ。里子に出すこともあります。
----それって、すごくいい加減じゃありませんか?
た 腕がたつ、と言ってください。こんなたま音でも本気になって曲に取り組むこともあります。
名づけて★本気モード★といいます。
----(もったいぶって。まんまやんか。 あ”関西弁がうつった)
た …何か、疑問ですか?
----いえ、続けてください。
た たま音としてはプロに指導を仰いでいませんので、面罵、じゃなくてメンバーが互いに意見を出しあって曲を仕上げています。こういう面罵、じゃなくて場面で各自の力が発揮できると考えています。
----ふざけているようで真面目なんですね。
た やっぱり、ただ吹いて合わせるだけではもの足りなくなりますから、発表の場を設けてかなり真剣に音楽を高めます。その時メンバー相互が意見を言い合ったり、ミスを教え合ったりします。それで関係が悪くなったりするほど「こども」じゃありませんが、面子とか立場にこだわるような悪い意味での「大人」ではないですね。相談に相談を重ねて煮詰めますよ
---- じゃあちっとも関ヶ原じゃないですね。
た じゃあ、小田原で手をうちましょう。
---- どういう意味ですか。
た 小田原評定です
---- は?
た Forget it
た みんなはいろいろな音楽活動をしていますが、たま音は北極星のようにいつも動かずに私を待っていてくれるんです。
----どこからそんなセリフがでてくるんですか
た そんなことも知らないんですか。ま、いいです。Forget it
----と、唐突な英語ですね。
た たま音の体質です。
----ずいぶん音楽に意欲的でいらっしゃいますね。周囲に何か言われませんか
た 子どもを含め、家族やまわりの人間の理解と協力なしにはたま音は活動できません、周囲には感謝しています。
----そのようにずっと続けられることを願っています。では最後にたま音のよい点をアピールしてください。
た キーワードは四つあります。「おとな」「じゆう」「おんたま」「ばしょ」です。
----頭文字を続けると「お じ お ば」ですね。
た じゃ、帰ります。
----あ、すみません、forget it
た (笑)当たり前です。冗談です。このくらいのことで気を悪くして出ていったりたりしませんよ。なにしろお×さん、お×さんの集団ですから。
----はあ、わかりました。ではキーワードの説明をお願いします。最初の「大人」についてお話しください。
た はい、大人のグループです・・・・(静寂)・・・・
----それだけですか?
た 「大人」。先生と生徒、監督と選手、のような上下関係なしに対等につき合える仲間という感じです。もちろん「長幼の序」は重んじるつもりですが、実は本当の年齢を互いに知らないこともあるので余計な堅苦しさがないのでしょうね。
----初めからそういう説明をしてくださいね。次の「自由」は?
た 「大人」とも関係しますが、出席、出演、などを強制する雰囲気はありません。音楽面でも相手の趣味(主義)趣向(主張)を尊重します。やりたくないことを無理にやろう、やらせようとはしません。参加・不参加も自由ですし。もちろん勝手気ままが許されるわけではありませんが、そこは大人ですから節度をもっていますよ。
----では、いきなりトランペットを持ちこんで進軍ラッパを吹いたりはできませんよね(笑)
た トランペット(マジ)う〜ん、似たような楽器をあたりかまわずいきなり吹き始めるメンバーがいないとは言えませんが。
----本当ですか?冗談のつもりだったのですが
た たま音の体質です。
----よくわかりませんが。では、次の「おんたま」は?
た 「温泉卵」のことです。
----はい、わかりました。では次の「場所」
た あの?温泉卵の説明はいらないんですか?
----すっご〜くいいたそうな顔をしているのでやめました。白身がゆるゆるでまわりの汁と境目がないのに中の黄味は固くなっている卵料理でしょう。はい、「ばしょ」
た そうですかあ…(未練)…じゃあ「場所」ですね。場所代が無料のところでの活動が多いので費用がほとんどかからないんです。発足当初から「会費」のような経済的負担はゼロでした。でもちょっと カッコわるいので最近、月300万円の会費を集めることになりました。
----「万円」をつけると年代がばれますよ
た ……言うんじゃなかった……
----その経済的な面は大きいですね。
た でも年齢が年齢ですからね、経済のことに無関心ではいられません。庶民の味方たま音とも呼ばれています。でも練習後は
た …。で、練習のあとにはぱあっと場所を借り切って
---- 飲めや歌えの宴会ですね?
た いえ、歌いはしません、でも飲みまくります。
---- さすが、この点は年相応ですね。
た そうです。やはりこの歳になると経済に無関心ではいられませんから、120円のドリンクバーを飲み放題、シートは禁煙席ワンボックス借り
切りでぱあっとやります。?なんですかその顔、ビールやワインも飲みますよ。
---- その年代の男女が何人も来たら普通お店の人はもうちょっと高めの客単価を期待しませんか?
た まさか、ドリンクバーだけってことはありませんよ。150円以上の食べ物を注文しないとドリンクバーは267円になってしまいますからね。ちゃんと一品以上食べます。心配しないでください。
---- 心配です。では最後に、最近の活動予定や今後の抱負をお聞かせ下さい。
た 2004年11月14日にリコーダー関係の合同発表会に出演しました。(→活動記録)
----どのような曲を?
た ズザートの舞曲を2曲、打楽器とコルナミューズを含んだブロークンコンソートでズザートの舞曲を2曲。ルネサンスイギリスの大作曲家バードのファンタジアをホールコンソートで。最後にメンバーが編曲したヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲です。
----演奏のできはいかがでしたか?
た あ、来年のこの時期にまた演奏会でお聞かせできると思います。
----ですから、今回の演奏のできは?
た え、そろそろ会場を決めようと動いています。
----ところで11/14の演奏はいかがでしたか?
た どうしてもそこにこだわるんですね。「傷だらけ」以上「95点」未満です。
---- これ以上聞いても無駄なようです。ではその後の抱負は?
た 豊富にあります。って言うと思ったでしょう。いいません(きっぱり)
---- はいはい
た メンバーを増やすつもりはありません。今のメンバーでそれぞれがやりたいことがほとんどできるからです。ガンバを弾きに来てくれるメンバーもいますし。ただしチェンバロを持って参加したい、という方がいらしゃったら両手を挙げて歓迎します。
---- 自由とわがままを混同していませんか。
た いいんです。やりたいことができれば。
---- やっぱり、わがままと言っていいのではありませんか。
た たま音の体質です。この体質を維持できるメンバーなら参加していただくことは拒みません。
---- 結局募集はしていない、ということですね。
た そういうわけではないんですが。ま、楽器を持って、感染症の予防接種をしてから見にきてください。
---- え?
た チェンバロを持ってきていただけるようなら予防接種なしでもかまいませんよ。 |